私もよく知らなかったのですが、国際憲法学会世界大会というのが、今週からソウルで開催されておるそうです。
約80カ国・地域から計約500人の研究者が参加し、今月22日までの5日間、「暴力的な紛争、平和の構築と憲法」を主要テーマに議論するそうです。
要は世界中から憲法学者が集まって、そこで各国の憲法研究事情や憲政における法と政治の現況をテーマに沿って議論するんですね。
これに、ゴー宣道場にも参加された山元一教授(慶応大学)、曽我部真裕教授(京都大学)のお二方も報告者として参加されるとのことです。まさに日本代表や。
曽我部先生の現地レポートでは、トルコの政府に批判的な憲法学者が出国停止措置を受けて今回参加できなかったとか、アフリカの研究者の立憲主義の前提を構築するための議論への興味などが語られておりました。ゴー宣にきてくださった先生が活躍されているのはとても嬉しいですね。
そしてもちろん、長谷部恭男先生も報告者として参加されていますが、この長谷部先生の立憲的改憲への「ポジティブリスト」というまったく的外れな批判を拡声器として書いているAERAのネット記事があります。
https://dot.asahi.com/dot/2018060100066.html
これほんとにひどい記事ですよ、書いたのは朝日新聞出版の中島美奈記者(長谷部先生の「憲法の良識」の聴き手)ですが、その署名もなし。
立憲的改憲の中身を取材することもなく、「ポジティブリスト」批判をただただ垂れ流し。
これ、ジャーナリストの仕事ですか?フェイクニュースでしょう、言っていないことを言っているといって批判する。こんな輩ばっかりでヘドがでます。知り合いなのに一切議論もせず批判したりする人もたくさんいて、自己顕示欲が強いな、と思うばかりです。
私、朝日新聞出版でもどこでもご説明にあがるので、是非お時間とっていただきたいですね。
なぜだか安全地帯からしか批判してこない人たち、より良いものにするためになぜ議論をしようとしないのか。ちょっと、まとめて反論します。